オーガニックベースでマクロビオティックスイーツを学ぶ
2008年 09月 23日
吉祥寺のオーガニックベースで行われたスイーツクラスに参加。
講師は元フレンチシェフの富川浩一氏。
昨年から何度となく習っていますが、
マクロ以前の道具の使い方や料理法の基礎なども含めて、
豊富な経験と知識に裏打ちされたレシピと料理哲学にいつも
本当に勉強になってます。
語られる言葉の一つ一つをメモ、メモです・・・(笑)
今回はスイーツ3品をつくりました。
ココナッツミルクの豆乳ババロア
葛粉と寒天の食感と、ココナッツミルクのコクでババロア風のデザートに。
水ようかん
小豆をそのままいただく素朴でやさしいようかん。
てんさい糖で煮たあんこの自然な甘みに和みます。
オレンジジャムとしょうがのマフィン
全粒粉を使ったシンプルなマフィンに、しょうがとオレンジの風味が
よく合います。
試食の前に、まずは温かい味噌汁で一服。
空腹でお菓子を食べることは危険だというとおり、(ドキッとします××)
昆布だしに小松菜と玉ねぎ、麦みそのさわやかなお味噌汁が
スーッと胃に入ると、とても落ち着きました。
砂糖のとりすぎが精神を狂わせ、体を疲れさせるということも
納得できます。
そのため、てんさい糖などゆっくり吸収される甘味を使うのですが、
それもあくまで嗜好品。基本は穀物や野菜の甘みで・・・
とはいえ、スイーツは作るのも食べるのも心の栄養♪ (!?)
ナチュラルで素材のおいしさを味わえるスイーツに、しあわせを感じます。
ここに来ると、
表面的ではない、食べること、料理することの本質、基本を考えさせられます。
そして食べることも、暮らしそのものも、「調和」が大切だということを・・。
小さいところだけをみて、「何が体によい・・」というのではなく、
全体をみてどう選ぶか、食べるかということが肝心。
この日のために新潟からいらした生徒さんが、
「本やパソコンの中の情報で頭が混乱し、これは行くしかないと思った」
とおっしゃっていましたが、まさに、実際に見て聞いて食べることで、
堅苦しい知識ではない、身近で楽しいものとしてとらえることができるのだと思います。