コーンクリーム缶で子どもごはん。大人ごはん。
2008年 07月 26日
コーンクリーム缶があります。
だいたい9ヶ月過ぎの赤ちゃんから使えますが、トロミと味の濃さがソースとして
ちょうどよく、ゆでた野菜や白身魚などにかけるだけで食べやすくなります。
(もちろん最初はひとさじから、加熱して使用します。
慣れてきたら一回大さじ1位。便利だからって毎日にならないように、たまに
使うくらいに。)
もう4歳になる次男が、
9~11ヶ月位の手づかみができる頃に食べていた一例
(量は個人差があります)
ステイックトーストパン(食パンを細く切って軽く焼く。前歯で噛み切る練習にも○)
サイコロポテトサラダ(じゃが芋、人参、きゅうり、枝豆をゆで、薄味ドレッシングで和える)
コーンスープ(玉ねぎ、人参、アスパラをゆで、コーンクリーム缶と豆乳を入れる)
ぶどうとトマト(皮をむいた角切りトマトとぶどうを合わせてデザート風に)
野菜は1cm角位に切って、指でつぶせるくらいにやわらかくゆでるのが基本。
そのまま食べたり、刻んで使ったりします。
あまったコーンクリーム缶は小さい容器に入れて冷凍保存できます。
愛用の持ち手が太く握りやすい子ども用スプーン。上からしっかり握って
自分で食べる練習にむいています。
もちろん、濃い味にすれば大人も同じものを楽しめます。
ピラフにコーンクリームをかけ、パン粉と粉チーズを振ってトースターで焼けば
ドリア風になります。
ちなみにコーンクリームにマヨネーズを混ぜて、鮭や海老にのせ、
パセリ入りのパン粉を振ってオーブンで焼いても○。
ポテトサラダは酢、塩、砂糖、醤油、マスタード、油でドレッシングを作って
和えたもの。赤ちゃんには和える前に取り分けて。
離乳食も3回食になると、ママたちの料理へのプレッシャーも↑。
日中ひとりで子育てしてる人が多いので、楽しいなんて言ってられない状況・・
しかも食べてくれなかったらなおさら。。。う~ん。よくわかります。
バリエーションが・・・というお悩みもよく聞くので、簡単にできて
子どもが喜ぶメニューを具体的にお伝えするようにしています。
そのときの赤ちゃんのお口の動きに合っている形態かどうかが
大きなポイント。いつまでもペーストでも、急に固ゆでにしてもうまく行きません。
当然マニュアルどおりに行かないこともあるけれど、
その子の食べる様子をよくみて、いろいろ探ってみることこそがコミュニケーション
なのだと思います。
そして何より、お母さんたち自身に食べること、作ることをもっと好きになってほしい。
たいしたことは言えませんが、栄養士として、母として、
この 「めんどくさい」
を、もっとシンプルに楽しめるようにするお手伝いができたらなと思う今日この頃です。
わたしのところに来てくれたママが、「ここにくると創作意欲がわいてくる~」
とか、「ここのレシピは間違いなく食べてくれるんです」なんて言ってくれたりすると、
ほんとによかったなーと思います。
(※来週から仕事で離乳食もつくらなきゃとあせっていたTsan。がんばってね~。
お湯たっぷりで煮て焦げないように!(笑)
私でよければいつでも相談にのりますぞいっ。)
☆7/24より、子育て支援サイト「こそだて」の離乳食レシピにこのブログのレシピが紹介されています。ぜひこちらもご覧下さいね~。